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【家庭用蓄電池の代替】エコフロー(EcoFlow)のポータブル電源の中でDELTA 2 MAXを選んだ理由。

住宅関連
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卒FITを迎えた我が家では、余剰電力の活用方法としてEcoFlow(エコフロー)のポータブル電源を導入しました。
導入の経緯と簡単な理由は以下の記事に記載しました。

我が家では、沢山あるエコフロー(EcoFlow)のポータブル電源の中から DELTA 2 MAX を選びました。
家庭用蓄電池の代替として、なぜ DELTA 2 MAX を選んだのか、その理由を記載します。

大前提として EcoFlow Developer Platform(開発者プラットフォーム)に対応していること

以下の記事で、数あるポータブル電源メーカーの中から、あえてエコフロー(EcoFlow)を選んだ理由を記載させてもらいました。
その唯一無二の理由が EcoFlow Developer Platform(開発者プラットフォーム)というWebAPIサービスの存在でした。

私が実現したかったことは、以下の充電制御を自動化して、ポータブル電源を家庭用蓄電池の代替として利用することでした。
そのためにはプログラムで制御するためのWebAPIサービスは必須です。

  • 余剰電力の範囲内で、自動でポータブル電源を充電したい。
    • 余剰電力がない場合は充電しない。
    • 余剰電力が少ない場合は、少ない電力で低速充電する。
    • 余剰電力が多い場合は、多めの電力で高速充電する。
  • ポータブル電源が満充電された後、更に余剰電力があるようなら、それは売電したい。

この Developer Platform(開発者プラットフォーム)ですが、エコフロー(EcoFlow)のポータブル電源が全て対応しているわけではありません。
公式ドキュメントのページを見る限り、本記事執筆時点で対応しているポータブル電源は、以下だけのようです。

  • DELTA PRO
  • DELTA 2
  • DELTA 2 MAX

この時点で、私が選べるのは上記3機種に絞られることになりました。

ちなみに直近では新機種の DELTA PRO 3 や DELTA 3 Plus、RIVER 3 が相次いで発売になっていますが、Developer Platform(開発者プラットフォーム)にはまだ対応していないものと思います。

  • 公式ドキュメントの更新が遅れているだけで、実は他の機種も対応している可能性があるかもしれません。
  • 気になる方はエコフロー(EcoFlow)に問い合わせてみることをおすすめします。

2024/09/13
 Developer Platform(開発者プラットフォーム)の公式ドキュメントに以下の2機種のページが追加されていることを確認しました!

  • DELTA Pro Ultra
  • DELTA Pro 3

DELTA 2 より DELTA 2 MAX を選んだ理由

これは単純に DELTA 2 より DELTA 2 MAX の方が、スペックが上だったからになります。

我が家ではポータブル電源を家庭用蓄電池の代わりとして使うことが前提でしたので、DELTA2では正直バッテリー容量や最大出力電力などが不足する懸念がありました。

その点、DELTA 2 MAXであれば、最大容量は6kwh(エクストラバッテリー2台接続時)、最大出力も2,400Wでしたので、ぎりぎり家庭用蓄電池の代わりとして使えそうなスペックでした。

DELTA PRO より DELTA 2 MAX を選んだ理由

スペックの違い

DELTA PRO と DELTA 2 MAX では、全般的に DELTA PRO の方がスペックが高くなっています。

単体でのバッテリー容量は、
 DELTA PRO:3.6kwh に対し、DELTA 2 MAX:2kwh です。
最大出力も、
 DELTA PRO:定格3,000w に対し、DELTA 2 MAX:定格2,000w です。

スペックだけを見ると DELTA PRO が欲しくなるのですが、我が家では以下に記載する他の理由で DELTA 2 MAX を選びました。

出力ポート数の違い

家庭用蓄電池の代わりとしてポータブル電源を利用することを考えると、AC100vの出力コンセントは沢山有るにこしたことはありません。

一般的な形のAC100vコンセントの数ですが、DELTA PROが4つに対して、DELTA 2 MAXは6つとなっています。
意外なことに DELTA 2 MAX のほうが多いのです。

一軒家で使おうと思ったら、コンセント4つは流石に少ないです。
6つでもギリギリかなと思います。

我が家の場合には、以下の想定でギリギリ6つで行けそうかなと考えていました。

  • リビング用に1口
  • キッチンに2口
  • 洗面脱衣所に1口
  • 書斎のエアコン用に1口
  • 2階の寝室に1口

我が家では DELTA 2 MAX + エクストラバッテリー2台 の構成としたのですが、出来ることなら DELTA 2 MAX をもう一台導入して、コンセントを12口に増やしたら使い勝手が良くなりそうかなと思っています。

可搬性の違い

DELTA PRO の重量は約45kg、DELTA 2 MAX の重量は約23kg です。

DELTA PRO は45kgの重量がありますが、タイヤが付いていてスーツケース(キャリーケース)のように転がして移動できるのが特徴です。

ただ、DELTA PRO の場合には、持ち上げて移動するのは結構厳しいと思いました(特に妻は難しいでしょう)
我が家はみんな細身で重いものを持つのは苦手です。

家の中の同一階でのみ利用するのであれば良いかと思いますが、災害時などに2階に移動したいとか、車に積み込んで避難所に行きたいとか、そう言ったときに困る可能性があるかなと思いました。

その点、DELTA 2 MAXであれば23kgですので、重いですが持ち上げて移動ができます。
先日始めてDELTA 2 MAXを車に積んで旅行に行く機会がありましたが、積み込みもそこまで苦ではありませんでした。

動作音(騒音)の違い

こちらについては事前にYouTube等で DELTA PRO は騒音が相当うるさいという情報を得ていました。
分解して中のファンを交換しているような人もいたくらいです。

一方、DELTA 2 MAXは比較的静かで、生活音がある状態であればリビングに置いても気にならないということでした。
DELTA 2 MAXは私も実際リビングで使用してみて、確かにそこまで騒音は気になりません。
(テレビなどが何もついてない状態で、静かだと少し気になるかなと言ったくらいです)

その人の使いたかにもよりますが、ポータブル電源はAC100vコンセントを指して使うのが一般的だと思うので、そうするとリビングなど人が生活する場所の近くに置くことが多いのかなと予想します。
そう言った意味でも我が家では静かな方を選びました。

まとめ

上記の通り、我が家ではエコフロー(EcoFlow)のポータブル電源の中で、あえてDELTA 2 MAXを選んだのでした。

  • EcoFlow Developer Platform(開発者プラットフォーム)に対応していたこと
  • ぎりぎり家庭用蓄電池の代わりとして使えそうなスペックだったこと
  • AC100vの出力コンセントが多かったこと
  • 比較的持ち運びが容易だったこと
  • 動作音(騒音)が静かだったこと
  • 本記事を参考に同等の機能を実現しようとする場合、どのような不具合が発生しようとも責任は負えません。
  • あくまで自己責任の範囲で作業してください。
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