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卒FIT後の対策、考えていますか?エコキュート昼間稼働の有効性を試算してみた。

こんにちは、地方パパ@てときち です。

  • 卒FITを迎えるにあたり、蓄電池を導入すべき?
  • エコキュートの昼間稼働という話も聞くけど、お得なの?
  • 蓄電池の導入かエコキュート昼間稼働か、結局どっちがいいの?

卒FITが身近に迫っている人は、私に限らず上のような悩みを抱えているのではないでしょうか。

今回は簡易的ではありますが、エコキュートを昼間稼働した場合にどれだけ出費を抑えることが出来そうか試算してみました。
皆さんも同じように試算してみることで、エコキュートの昼間稼働が有効なのかどうか判断できると思います。

固定価格買取制度(FIT)終了のそもそもの問題点とは?

そもそもの問題点のおさらいですが、卒FITを迎えると自宅のソーラーパネルで発電した電気を売るときの単価が大幅に下がってしまうことがあげられます。

我が家の場合では、FIT中であれば年間約9万円の売電収入がありましたが、卒FIT後なにも対策を行わないと、年間の売電収入は約2万円まで減ってしまう計算になります。

売電収入が減るということは、実質的にはその分出費が増えることを意味します(年間7万円の出費増は正直つらいです)

つまり卒FIT後は、電気を売るよりできるだけ自分で消費したほうがお得ということになるかと思います。

家庭用蓄電池や電気自動車(V2H)導入の現実

固定価格買取制度(FIT)が終了したあとの対策を調べると、家庭用蓄電池や電気自動車(V2H)を導入しましょうという情報が大半かと思います。

ただし蓄電池やEV(V2H)には多額の導入費用が必要となり、もとが取れるのかというとなかなか難しいのが現実です。
費用云々ではなく、停電や災害時のために蓄電しておくという考えであれば蓄電池の導入も有効かと思いますが、そもそも導入費用を捻出できない方もいると思います。

エコキュートの昼間稼働という考え方

蓄電池やEVを導入せずとも、発電した電気を自家消費できる手段として、エコキュートの昼間稼働が有効だと考えています。

エコキュートは通常、夜の時間帯に、安い深夜電力を利用してお湯を作ります。
それを卒FIT後は、エコキュートの設定を変更して、ソーラーパネルで発電している昼間(日中)にお湯を沸かすようにします。
そうすることで発電した電気を自家消費することが出来るのでは?という考えです。

卒FIT前:我が家の年間の電力使用量(買電額)と売電量(売電額)

エコキュートを昼間に稼働した場合の試算をする上で、まずは今現在の状況を把握する必要があります。

1年間の電力使用量(電気を買った量と金額)を整理しましょう。
我が家の場合は以下の表の通りで、年間3451kWh(約9万円)の電気を買っています。

ちなみに電気の購入先は、新電力の あしたでんき と契約しています。

あしたでんき は基本料金0円で、1kWhあたりの単価は26円の契約です。
料金体系がシンプルでわかりやすいですし、最終的に支払う金額も安く済んでいるので有り難い限りです。

年間の買電額

電力使用量
(kWh)

あしたでんき
標準プラン

1

231.65

¥6,023

2

510.19

¥13,265

3

423.19

¥11,003

4

279.04

¥7,255

5

164.58

¥4,279

6

175.46

¥4,562

7

265.69

¥6,908

8

338.96

¥8,813

9

259.42

¥6,745

10

228.46

¥5,940

11

298.69

¥7,766

12

275.88

¥7,173

合計

3451.23

¥89,732

次に、電気を売った分の量と金額も整理しましょう。
我が家の場合は1年間で2079kWh(約8.7万円)、発電して余った分の電気を売却しています。

固定価格買取制度(FIT)のおかげで1kWhあたりの単価は42円で買い取ってもらえていました。

年間の売電額

売電量
(kWh)

42円/kWh

1

40.88

¥1,717

2

38.76

¥1,628

3

104.00

¥4,368

4

207.88

¥8,731

5

302.50

¥12,705

6

304.26

¥12,779

7

237.14

¥9,960

8

213.76

¥8,978

9

200.86

¥8,436

10

223.00

¥9,366

11

141.26

¥5,933

12

64.62

¥2,714

合計

2078.93

¥87,315

年間の買電と売電で差し引きすると、我が家の場合には太陽光発電と固定価格買取制度(FIT)のおかげで、年間2,500円ほどの支払いで済んでいたことになります。
有り難い限りです。

年間の支払額

¥2,417

卒FIT前:我が家の年間の光熱費

上記で1年間に支払っている電気代が約2,500円ということはわかりましたが、実は我が家はオール電化ではありません。

給湯やコンロ、冬場の暖房には都市ガスを使用しています。
太陽光発電を設置している家で、オール電化じゃないのは珍しいかもしれませんが、我が家では災害時も考慮してガス併用を選択しました。

そのため、我が家の場合には、ガス料金も含めた年間の光熱費を整理する必要があります。
(オール電化の方はここの整理は不要です)

年間の光熱費

電力使用量
(kWh)

あしたでんき
標準プラン

ガス

1

231.65

¥6,023

¥18,347

2

510.19

¥13,265

¥16,923

3

423.19

¥11,003

¥13,613

4

279.04

¥7,255

¥11,785

5

164.58

¥4,279

¥8,603

6

175.46

¥4,562

¥4,757

7

265.69

¥6,908

¥3,911

8

338.96

¥8,813

¥3,341

9

259.42

¥6,745

¥3,161

10

228.46

¥5,940

¥3,926

11

298.69

¥7,766

¥5,967

12

275.88

¥7,173

¥9,493

合計

3451.23

¥89,732

¥103,827

¥193,559

まとめた結果は上の通りで、ガスだけで年間10万円、電気とガスを合わせると19万3千円でした。
売電額と相殺すると、年間で支払った光熱費は約10万円となりました。

年間の支払額

¥106,244

卒FIT前後で、年間の売電額にどれだけ差が出るのか

ここまでで卒FIT前に光熱費がどれだけかかっていたのかが整理できました。
では、卒FITを迎えたあと売電額にどれだけ差が出るのか試算してみます。

固定価格買取制度が終わると、余剰電力を売るときの単価が下がってしまいます。
我が家の場合には、卒FIT前は42円/kWhだった単価が、卒FIT後なにもしないと9円/kWhまで下がるとの書面での通知がありました。

売電先を大手の電力会社から新電力事業者に切り替えた場合でも、特別な優遇条件がない限り、単価は高くても11円/kWh程となります。

試算した結果が以下の表ですが、年間の売電収入としては卒FIT前に比べて単価11円の場合で約-65,000円、単価9円計算だと約-69,000円となり、かなり収入が減ってしまうことがわかります。

年間の売電額

売電量
(kWh)

42円/kWh

11円/kWh

9円/kWh

1

40.88

¥1,717

¥450

¥368

2

38.76

¥1,628

¥426

¥349

3

104.00

¥4,368

¥1,144

¥936

4

207.88

¥8,731

¥2,287

¥1,871

5

302.50

¥12,705

¥3,328

¥2,723

6

304.26

¥12,779

¥3,347

¥2,738

7

237.14

¥9,960

¥2,609

¥2,134

8

213.76

¥8,978

¥2,351

¥1,924

9

200.86

¥8,436

¥2,209

¥1,808

10

223.00

¥9,366

¥2,453

¥2,007

11

141.26

¥5,933

¥1,554

¥1,271

12

64.62

¥2,714

¥711

¥582

合計

2078.93

¥87,315

¥22,868

¥18,710

     

差額

-64,447

-68,605

売電収入が減った分、買った電気料金との相殺ができなくなるわけなので、実質的にはそのまま65,000円 ~ 69,000円の支出増となってしまう結果です。

年間の支払額

11円/kWh

9円/kWh

¥170,691

¥174,849

増加額

+64,447

+68,605

卒FIT後:エコキュートを昼間稼働した場合

上記の試算結果で分かる通り、卒FIT後、我が家の場合には年間65,000円以上の支出増となることは確定です。
さすがに額が大きいですので対策を考える必要がありました。

そこでエコキュートの出番となります。
太陽が出ている昼間にエコキュートを稼働させて、ソーラーパネルで発電した電気を利用してお湯を沸かせば、余剰電力を抑えて自家消費を増やすことが出来ます。
(自家消費した分については、安い単価で電力会社に電気を売る必要がなくなります)

まず、エコキュートを昼間稼働する上で欠かせないのが電気の買電先、売電先の見直しになります。
これをやらないとエコキュート昼間稼働の恩恵を最大限に受けることは出来ません。

そこで、今回目をつけたのがLooopでんき(新電力事業者)です。
以降は、電気の買電先も売電先もどちらもLooopでんきに統一する想定での試算となります。

Looopでんき とは

Looopでんきでは『Looopでんきゼロ』という、まさにエコキュートを昼間稼働する前提のプランを提供してくれています。

  • 買電のプラン(電気の購入)

電気を購入する方のプランはおうちプランというプランになります。
基本料金は0円で、使った分だけに料金がかかるシンプルなプランです。

我が家の場合は、東北電力エリアに該当するので、単価は26.4円/kWhとなります。
今現在契約しているあしたでんきが26.0円/kWhなので、通常料金では0.4円高くなります。

  • 売電のプラン(電気を売却)

電気を売却する方はLooopでんき電気買取サービスで、利用するプランは『Looopでんきゼロ』です。
正確には、電気を売却するのではなく、購入する分の電力量と売却する分の電力量を相殺(差し引き)してくれるプランになります。

以下、Looopでんき からの引用となります。

でんき0は、余剰電力量と供給電力量を相殺することで、余剰電力量の経済メリットを最大化いたします。

お申込条件:
 卒FITを迎えたご家庭、卒FITを迎える予定のご家庭
買取条件:
 ・エコキュート及び電気温水器をお持ちのお客様でエコキュートの昼稼働を実施いただくこと
 ・Looopでんき(おうちプラン、ビジネスプラン)に加入いただくこと
お支払い方法:
 余剰電力買取金額相当を毎月の電気料金より相殺します。


※1.
Looopへ送電した電気は、供給時に20%を損失いたします。
※2.
自家消費拡大のため、蓄エネ設備(エコキュート)が設置されている家庭で、太陽光発電の時間帯(昼間)での稼働をしていただく家庭が対象となります。(夜中の電力が安いオール電化より、太陽光発電の自家消費を活用しメリットを最大化します)
※3.
割引の上限は供給電気料金とし、当該月の余剰電力量が供給電力量を上回った場合、余剰電力量の次月への繰り越しはいたしません。
※4.
エコキュートのモニターの時間を現在表示されている時間から-9時間ずらす設定をお願いいたします。

少し難しいかもしれませんが、例えば、月に購入した電力量が200kWhだったとして、自宅の太陽光パネルで発電して余った(余剰)電力量が150kWhだったとします。

この場合、購入電力量200kWhから余剰電力量150kWhを相殺して、実際には残りの50kWh分だけ購入する形になります。
※実際には自宅からLooopでんきに余剰電力を送電するときに20%損失するということなので、以下の計算になります。


 購入電力量200kWh - (余剰電力量150kWh × 0.8) = 80kWh(実際に購入する量)

上記の余剰電力料を相殺するというのは、言い換えれば購入単価と同じ値段で売電出来るということです。
つまり我が家の場合は、単価は26.4円/kWhで売電できるということになります(20%の損失はありますが…)

卒FIT前の42円と比べれば安いですが、卒FIT後の9円や11円の単価で売電するよりよっぽど高い(お得)ですよね。

年間の電力使用量(買電額)と売電量(売電額)の試算

いよいよココから、Looopでんきゼロに契約して、エコキュートを昼間稼働した場合の試算をしていきます。

まず、エコキュートでお湯を作るために必要な電力量は、月に約100kWhだそうです。

我が家の場合には、今(卒FIT前)はガスのエコジョーズで給湯しています。
給湯をエコキュートに切り替えることになるので、電気の使用量が月100kWh増える想定で試算します。

卒FIT前の売電量が100kWh以上だった月については、エコキュート稼働に必要な電力をすべて自家発電でまかなえたものとします。
この場合、エコキュート稼働に使った分の電気は売電出来ないわけなので、売電量から100kWhを引いて計算しました。
100kWhを引いてもなお余った電気に関しては、Looopでんきに売電(送電)出来ますが、20%の損失が発生するので、そこも考慮が必要です。

 卒FIT前の買電量 - ((卒FIT前の売電量 - 100kWh) × 0.8) = 相殺後の買電量

一方、売電量が100kWhに満たない月については、自家発電だけではエコキュートを稼働しきれなかったパターンです。
この場合は単純に、買電量から売電量を相殺(引き算)したあと、エコキュート稼働に必要な100kWhを足してあげます。

 卒FIT前の買電量 -卒FIT前の売電量 + 100kWh = 相殺後買電量

上記2パターンの計算式で、各月の買電量を計算したのが以下の表になります。
計算した買電量にLooopでんきの買電単価(26.4円/kWh)を掛けることで毎月の金額も試算しました。

 

卒FIT前
(エコジョーズ給湯)

Looopでんきゼロ
(エコキュート給湯)

買電量
(kWh)

売電量
(kWh)

相殺後買電量
(kWh)

買電額
26.4円/kWh

1

231.65

40.88

290.77

¥7,676

2

510.19

38.76

571.43

¥15,086

3

423.19

104.00

419.99

¥11,088

4

279.04

207.88

192.73

¥5,088

5

164.58

302.50

2.58

¥68

6

175.46

304.26

12.05

¥318

7

265.69

237.14

155.98

¥4,118

8

338.96

213.76

247.95

¥6,546

9

259.42

200.86

178.74

¥4,719

10

228.46

223.00

130.06

¥3,434

11

298.69

141.26

265.68

¥7,014

12

275.88

64.62

311.27

¥8,217

   

合計

2779.24

¥73,372

試算した結果、我が家の場合にはエコキュートを昼間稼働すると、年間で2,779kWhの電気を購入する必要があり、料金としては73,372円という試算結果となりました。
卒FIT前の42円で売電出来ていたときには結果的に年間2,500円ほどの支払いで済んでいたので、電気料金だけでみると7万円強の増加となるようです。

一見高くなるように見えますが、我が家の場合にはガスを併用しています。
エコキュート昼間稼働後のガス料金も試算してみます。

年間のガス料金の試算

我が家の場合、ガスは以下の用途で利用していました。

  • 給湯(エコジョーズ)
  • 冬場の暖房(ガスストーブ)
  • ガスコンロ

このうち、給湯についてはエコキュートにすることでガス料金は掛からないことになります。

ざっくりですが、暖房がいらない月についてはガスコンロのみの使用になるので3分の1くらいとします。
暖房が必要な冬場については、暖房の分もあるので2分の1として試算しました。

結果は以下の通り、ガスで給湯した場合には年間10万円かかっていたものが、エコキュートに変えることで年間4.5万円の出費で済む計算となりました。
ガス料金だけで見ると年間で約6万円安くなりそうです。

 

ガス

エコジョーズ
給湯

エコキュート
給湯

1

¥18,347

¥9,174

2

¥16,923

¥8,462

3

¥13,613

¥6,807

4

¥11,785

¥3,928

5

¥8,603

¥2,868

6

¥4,757

¥1,586

7

¥3,911

¥1,304

8

¥3,341

¥1,114

9

¥3,161

¥1,054

10

¥3,926

¥1,309

11

¥5,967

¥2,984

12

¥9,493

¥4,747

合計

¥103,827

¥45,333

年間の光熱費の試算

エコキュートを昼間に動かして、太陽光パネルで発電した電気でお湯を沸かした場合の年間の光熱費ですが、我が家の場合には以下の試算結果となりました。

電気料金が年間73,372円、ガス料金は年間45,333円で合わせると、年間の光熱費は118,705円となります。

相殺後買電量
(kWh)

買電額
26.4円/kWh

ガス

1

290.77

¥7,676

¥9,174

2

571.43

¥15,086

¥8,462

3

419.99

¥11,088

¥6,807

4

192.73

¥5,088

¥3,928

5

2.58

¥68

¥2,868

6

12.05

¥318

¥1,586

7

155.98

¥4,118

¥1,304

8

247.95

¥6,546

¥1,114

9

178.74

¥4,719

¥1,054

10

130.06

¥3,434

¥1,309

11

265.68

¥7,014

¥2,984

12

311.27

¥8,217

¥4,747

合計

2779.24

¥73,372

¥45,333

支払額

¥118,705

卒FIT前の年間の光熱費が106,244円でしたので、結果的には12,461円の支出増となりそうです。

年間の支払額

増加額

¥118,705

+12,461

卒FIT後:エコキュートを昼間稼働した場合の光熱費の試算結果

今回、エコキュートを昼間稼働した場合の光熱費を試算してみたわけですが、我が家の場合には12,461円、年間の支出が増える試算結果となりました。

卒FIT後に、単価の安い9円~11円で売電を続けた場合には6.5万円~7万円の支出増になりますので、それに比べたらエコキュートを昼間稼働したほうが支出をぐっと抑えられることが分かりました。

我が家の場合にはガスのエコジョーズから、電気のエコキュートに変える必要があるので設置費用が別途必要になりますが、すでにエコキュートを利用している方であれば、この方法を利用して出費無しで対策が可能です。
蓄電池や電気自動車を購入する場合には100万円近い費用がかかることになりますので、エコキュートを有効活用して支出の増加を最低限に抑えられるのはメリットが大きいと思います。

我が家はガスを併用している関係上、試算が少し複雑でしたが、オール電化の家庭であればもう少し簡単に試算できるかと思います。

年間の光熱費
(エコジョーズ給湯)

年間の売電額
(エコジョーズ給湯)

Looopでんきゼロ
(エコキュート給湯)

電力使用量
(kWh)

あしたでんき
標準プラン

ガス

売電量
(kWh)

42円/kWh

11円/kWh

9円/kWh

相殺後買電量
(kWh)

買電額
26.4円/kWh

ガス

1

231.65

¥6,023

¥18,347

40.88

¥1,717

¥450

¥368

290.77

¥7,676

¥9,174

2

510.19

¥13,265

¥16,923

38.76

¥1,628

¥426

¥349

571.43

¥15,086

¥8,462

3

423.19

¥11,003

¥13,613

104.00

¥4,368

¥1,144

¥936

419.99

¥11,088

¥6,807

4

279.04

¥7,255

¥11,785

207.88

¥8,731

¥2,287

¥1,871

192.73

¥5,088

¥3,928

5

164.58

¥4,279

¥8,603

302.50

¥12,705

¥3,328

¥2,723

2.58

¥68

¥2,868

6

175.46

¥4,562

¥4,757

304.26

¥12,779

¥3,347

¥2,738

12.05

¥318

¥1,586

7

265.69

¥6,908

¥3,911

237.14

¥9,960

¥2,609

¥2,134

155.98

¥4,118

¥1,304

8

338.96

¥8,813

¥3,341

213.76

¥8,978

¥2,351

¥1,924

247.95

¥6,546

¥1,114

9

259.42

¥6,745

¥3,161

200.86

¥8,436

¥2,209

¥1,808

178.74

¥4,719

¥1,054

10

228.46

¥5,940

¥3,926

223.00

¥9,366

¥2,453

¥2,007

130.06

¥3,434

¥1,309

11

298.69

¥7,766

¥5,967

141.26

¥5,933

¥1,554

¥1,271

265.68

¥7,014

¥2,984

12

275.88

¥7,173

¥9,493

64.62

¥2,714

¥711

¥582

311.27

¥8,217

¥4,747

合計

3451.23

¥89,732

¥103,827

2078.93

¥87,315

¥22,868

¥18,710

2779.24

¥73,372

¥45,333

支払額

¥106,244

+64,447

+68,605

+12,461

エコキュート導入のもとは取れるのかどうか

そもそもの話として、エコキュートは蓄電池などとは違い、生活に必ず必要なお湯を作るものなので、元を取ると言う考え方自体が少しおかしい気もしますが、
ガス給湯器(エコジョーズ)を使い続ける場合と比較して、何年くらいでもとが取れるのか計算してみました。

まずエコキュートの導入費用ですが、ネット価格では安いものだと標準工事費込みで約30万円~となっているようです。
ただ我が家の場合には、ガス給湯器(エコジョーズ)の撤去や、エコキュートのタンクを設置する基礎工事など追加費用が色々かかると思っています。
ですので、45万~50万くらいの導入費用として計算してみようと思います。


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エコキュートを導入しなかった場合にも、我が家の場合にはガス給湯器(エコジョーズ)が設置してから10年経過していますので、交換が視野に入ります。
エコジョーズを新品に交換する費用は、ネット価格では工事費込みで約17万円~となっているようです。


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設置費用の差額は、エコキュートのほうが28万円~33万円高いことになります。

次に毎月の光熱費ですが、これまでの試算結果から卒FIT後、エコキュートを導入しなかった場合には良くても売電単価が11円/kWhとなり、年間の光熱費は卒FIT前より64,447円高くなる想定です。
いっぽう、エコキュートを導入し昼間稼働した場合、年間の光熱費は卒FIT前より12,461円高くなります。

その差額は、51,986円となります。
つまりエコキュートを導入した場合は、導入しなかった場合に比べて年間51,986円得をしていることになります。

計算してみると以下となり、我が家の場合には5~6年位で元が取れる計算になります。
280,000円(設置費用の差額)÷ 51,986円(維持費の差額)= 5.38年
330,000円(設置費用の差額)÷ 51,986円(維持費の差額)= 6.34年

給湯器は10年~15年くらいは使うものかなと言うイメージなので、6年で元が取れればまずまずかなと思います。

エコキュートの昼間稼働、試算結果まとめ

あくまで我が家の場合ですが、

  • エコキュートを導入しなかった場合には、卒FIT後、年間6.5万円~7万円の支出増となる。
  • エコキュートを導入して、昼間にお湯を沸かすようにすれば、年間の支出の増加は12,461円に抑えられる。
  • 買電、売電の契約はLooopでんきが必須。
  • エコキュートの導入費用は、5~6年位で元が取れる計算となる。
  • 設置費用が100万円くらい必要で、ほぼ元が取れない家庭用蓄電池、電気自動車よりも導入メリットはありそう。

以上です。