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新電力(あしたでんき)供給停止にともない再検討した結果、ほぼ支出は変わらずに旧電力(東北電力)に出戻りした件。

こんにちは、地方パパ@てときち です。

新電力の供給停止、廃業が相次いでいるこの頃ですが、私がお世話になっている「あしたでんき」もついに供給停止が決まったと連絡が来ました。
新電力の相次ぐ撤退で、私と同じような状況におかれている人も多いのではないでしょうか。

そこで電気の購入先を再検討(試算)しました。

まずは結論、我が家の場合は旧電力に出戻りしました。

結論から言うと、我が家の場合は、電気の購入先を再検討(試算)した結果、旧電力(東北電力)の料金プランによっては、
今までの新電力(あしたでんき)でかかっていた
支出とほぼ変わらないことがわかりましたので、旧電力に出戻りすることにしました。

旧電力は料金プランが豊富で、時間帯別やシーズン別の料金設定もあったりするので試算が大変なのですが、
我が家のように旧電力でも安目に利用できるプランが見つかる可能性もあるので、
新電力のほうが安いと決めつけず、
旧電力の料金プランもきちんと試算してみることをオススメします。

乗り換え前(あしたでんき)の年間支払額を確認

再検討する前に、現状を整理します。
いままでの「あしたでんき」の直近1年間の支払額は以下の通りでした。

  • あしたでんき
    • プラン:標準プラン
    • 基本料金:0円
    • 従量料金:26円
    • 年間の支払額(我が家の場合):
          127,413円
年間の買電額

電力使用量
(kWh)

あしたでんき
標準プラン

1

1,031

¥26,278

2

749

¥19,110

3

437

¥11,144

4

200

¥5,108

5

132

¥3,366

6

156

¥3,983

7

276

¥7,025

8

247

¥6,286

9

144

¥3,664

10

239

¥6,100

11

459

¥11,712

12

927

¥23,639

合計

4,997

¥127,413

住んでいる地域で契約できる新電力の一覧を検索

乗り換え先を検討するに当たり、まずは住んでいる地域で契約できる電力会社の一覧を調べました。

価格.comの電気料金比較サイトで調べるのが簡単かなと思います。

「お住いの都道府県からシミュレーションする」のところから住んでいる都道府県を選択します。


そうすると、次に表示されるページのずっと下の方に、利用できる電力会社の一覧が載っています。
この電力会社のプランを1つずつ試算していくことで、最終的に一番いいプランを調べることができます。


価格.comのサイト上でも試算結果は確認することができますが、情報が最新でない可能性もありますし、
「あしたでんき」と同じように共有停止になっている場合もあるので、
ご自身で1件ずつ、公式サイトで最新情報を確認したほうがいいと思います。

我が家で利用できる新電力の一覧と試算結果

我が家の場合ですが、利用できる新電力会社の一覧と試算結果は以下の通りでした。
(60アンペア契約で試算、あくまで素人の試算ですので間違いがある可能性があります)

  • TERASELでんき
    • プラン:超TERASEL東北B
    • 基本料金:1,980円
    • 従量料金:
          1~120kWhまで:18.38円/kWh
          121kWh〜300kWhまで:24.23円/kWh
          300kWh超過:27.40円/kWh
    • 年間の支払額(我が家の場合):
          139,216円
              楽天ポイント相殺分:-699.58
      P
  • コスモでんき
    • プラン:スタンダード
    • 基本料金:1,980円
    • 従量料金:
          1~120kWhまで:18.58円/kWh
          121kWh〜300kWhまで:25.33円/kWh
          300kWh超過:29.28円/kWh
    • 年間の支払額(我が家の場合):
          143,772円

  • AIでんき
    • プラン:個人・ご家庭向け
    • 基本料金:0円
    • 従量料金:26.3円
    • 年間の支払額(我が家の場合):
          131,411円

  • auでんき
    • プラン:でんきMプラン(東北)
    • 基本料金:1,980円
    • 従量料金:
          1~120kWhまで:18.56円/kWh
          121kWh〜300kWhまで:25.32円/kWh
          300kWh超過:29.27円/kWh
    • 年間の支払額(我が家の場合):
          141,405円
              pontaポイント相殺分:-7,442
      P
  • ENEOSでんき
    • プラン:東北Bプラン
    • 基本料金:1,980円
    • 従量料金:
          1~120kWhまで:18.38円/kWh
          121kWh〜300kWhまで:24.43円/kWh
          300kWh超過:27.23円/kWh
    • 年間の支払額(我が家の場合):
          142,289円
              Tポイント相殺分:-715.02
      P
  • エバーグリーン・リテイリング
    • プラン:従量電灯B
    • 基本料金:1,980円
    • 従量料金:
          1~120kWhまで:18.58円/kWh
          121kWh〜300kWhまで:24.95円/kWh
          300kWh超過:26.28円/kWh
    • 年間の支払額(我が家の場合):
          142,050円

  • シン・エナジー
    • プラン:きほんプラン
    • 基本料金:1,960.65円
    • 従量料金:
          1~120kWhまで:18.31円/kWh
          121kWh〜300kWhまで:24.42円/kWh
          300kWh超過:26.79円/kWh
    • 年間の支払額(我が家の場合):
          141,731円

  • ソフトバンクでんき
    • プラン:おうちでんき
    • 基本料金:1,980円
    • 従量料金:
          1~120kWhまで:18.39円/kWh
          121kWh〜300kWhまで:25.07円/kWh
          300kWh超過:28.98円/kWh
    • 年間の支払額(我が家の場合):
          147,629円

  • ニフティ
    • プラン:ニフティ会員特別でんきプラン
    • 基本料金:1,980円
    • 従量料金:
          1~120kWhまで:18.58円/kWh
          121kWh〜300kWhまで:25.08円/kWh
          300kWh超過:28.60円/kWh
    • 年間の支払額(我が家の場合):
          147,118円

  • 丸紅新電力
    • プラン:プランS
    • 基本料金:1,925円
    • 従量料金:
          1~120kWhまで:18.57円/kWh
          121kWh〜300kWhまで:25.33円/kWh
          300kWh超過:26.80円/kWh
    • 年間の支払額(我が家の場合):
          143,021円

  • ミツウロコでんき
    • プラン:従量電灯B
    • 基本料金:1,980円
    • 従量料金:
          1~120kWhまで:20.61円/kWh
          121kWh〜300kWhまで:23.22円/kWh
          300kWh超過:26.80円/kWh
    • 年間の支払額(我が家の場合):
          143,552円

  • ヤマダのでんき
    • プラン:東北プラン 従量電灯B
    • 基本料金:1,980円
    • 従量料金:
          1~120kWhまで:18.58円/kWh
          121kWh〜300kWhまで:25.33円/kWh
          300kWh超過:29.28円/kWh
    • 年間の支払額(我が家の場合):
          139,977円
              ヤマダポイント相殺分:-8,935
      P
  • 楽天でんき
    • プラン:プランS
    • 基本料金:0円
    • 従量料金:28.80円/kWh
    • 年間の支払額(我が家の場合):
          141,959円
              楽天ポイント相殺分:-1,943
      P

以上が新電力の試算結果となります。

今までお世話になっていた「あしたでんき」が年間12万円台の支払いだったので、その会社に変えても支払額は増えそうです。
それだけ「あしたでんき」の料金は安かったということですね。

料金の安さだけで見ると「AIでんき」が一番安く13万円代前半の支払いで済みそうです。
ただ、また共有停止や撤退になってしまっても困るので、ある程度規模の大きな(有名どころの)会社が安心かなと思います。

そう考えると、ポイント込みで13万円台に収まりそうな「ヤマダのでんき」が良さそうかなーなんてこの時点では思っていました。

年間支払額の内訳(詳細)を改めて確認してみた。

あしたでんきのマイページを改めて確認していると、我が家では昼間の消費量が少ないことに気づきました。
そう、我が家ではオール電化ではありませんが、太陽光発電システムを導入していたのでした。

あしたでんきではグラフでわかりやすく時間帯別の電気使用量を確認することができます。
発電の多い5月なんかは、昼間は殆ど自家発電でまかなえていることがわかります。


逆に冬場はほとんど発電できないので、昼間も電気を買っている状態です。


時間帯別の使用量についても、表形式で見ることができます。

これを集計すれば、時間帯別プランの試算も出来そうだと思い実践してみました。
細かな情報まで提供してくれていた「あしたでんき」に感謝です。

旧電力(東北電力)の時間帯別プランも試算してみた。

あしたでんきのマイページで表示される時間帯別の使用量は、データとしてダウンロードできないのですこぶる大変でしたが、
直近1年(365日)分のデータをすべて手作業でデータ化して試算した結果、以下となりました。

  • 東北電力
    • プラン:よりそう+ナイト12
    • 基本料金:1,430円
    • 従量料金:
          昼間(午前9時から午後9時):
              70kWhまで:26.43円/kWh
              71kWh〜170kWhまで:36.06円/kWh
              170kWh超過:41.68円/kWh
          夜間:
              11.92円/kWh

    • 年間の支払額(我が家の場合):
          
      130,666円

上記から東北電力のよりそう+ナイト12であれば、他の新電力より安い支払額で済むことがわかりました。
東北電力では他にも以下のようなプランがありますが、試算した結果、我が家では「よりそう+ナイト12」が一番オトクな結果となりました。

  • よりそう+eねっとバリュー
    • 年間の支払額(我が家の場合):148,252円
  • よりそう+ファミリーバリュー
    • 年間の支払額(我が家の場合):145,418円
  • よりそう+ナイト8
    • 年間の支払額(我が家の場合):133,391円
  • よりそう+ナイト10
    • 年間の支払額(我が家の場合):132,141円
  • よりそう+ナイトS
    • 年間の支払額(我が家の場合):142,739円
  • よりそう+サマーセーブ
    • 年間の支払額(我が家の場合):132,595円

じゃっかん無理矢理ではありますが、ポイントについても考慮してみます。
東北電力のサービス「よりそうeねっと」で貯まる「よりそうeポイント」については、おそらく「よりそう+ナイト12」は対象外?な気がします。

我が家の場合には、支払いはクレジットカード(エポスゴールドカード)で支払う予定です。
エポスゴールドカードでは「選べるポイントアップショップ」を3つまで登録できて、登録したショップは貰えるポイントが3倍になります。

東北電力も選べるようですので、200円毎に3ポイント貰うことができます。
「よりそう+ナイト12」の支払額が年間130,666円なので、年間1,960ポイント貰えることになり、実質の支払額は128,706円となります。

ちなみに「あしたでんき」は楽天カードで支払いしていて、100円で1ポイントもらえていたので、年間1,274ポイントで実質の支払額は126,139円でした。
そう考えると「あしたでんき」と東北電力「よりそう+ナイト12」の差額は、2,567円ということになります。

上記から、結果的に年間2,567円の支出増となりますが、我が家では旧電力(東北電力)に出戻りすることにしました。
他の新電力に比べても安いですし、電力の共有を停止する可能性も極めて低いと思いますので、年間2,500円で安心が手に入るのであれば良い選択かなと思っています。

新電力共有停止に伴う切り替え先の検討結果まとめ

  • 新電力の供給停止、廃業が急増しています。
  • 切り替え先の検討には、シュミレーションしてみるのが一番です。
  • 比較サイトを鵜呑みにせず、ご自身で計算してみることをオススメします。
  • 新電力だけでなく、旧電力(旧一般電気事業者)の料金プランも検討しましょう。
    (我が家のように、時間帯別プランで安くなる場合もあります)
  • 電力会社の切り替えはお早めに。
    新電力の供給停止、廃業に伴い、各社への切り替え申込みが殺到しているようです。
    切り替えに時間がかかる可能性もありますので、早めの検討をオススメします。

以上です。