【子どものための資産運用】楽天証券でジュニアNISAはじめました。

お疲れさまです。てときち@地方パパです。
前回の記事(【ジュニアNISA】楽天銀行で子供名義の銀行口座を開設してみた!)の続きになりますが、銀行口座開設に続き、実際に投資商品を購入する証券口座を作りました。
楽天銀行とあわせて、楽天証券でジュニアNISA口座を開設して、実際にジュニアNISA枠MAXの80万円ぶんの投資信託を買いつけるところまでやってみましたので手順をまとめてみたいと思います。
現在、夫婦それぞれでNISA口座を保有していますが、今回ジュニアNISAが加わったことで、家族全体としての非課税投資枠もだいぶ増えて、NISAの有り難さを実感しています。
自分のNISA枠120万 + 妻のNISA枠120万 + ジュニアNISA枠80万 = 年間320万
我が家の場合には、年間で320万円分、非課税で投資できることになります。
これはとても大きなことです(ウチの収入では使い来ることが難しいくらいです)
ジュニアNISAの申し込みは、親権者の楽天証券口座から
楽天証券でジュニアNISA口座を開くためには、まず親権者が楽天証券口座を開設している必要があります。
口座開設手順は以前以下の記事で書いていますので、まだの方は参考にしてみてください。
まずは親権者自身の楽天証券口座にWEBからログインして、画面上のメニューから「NISA つみたてNISA」を選択します。
表示された画面で、以下の手順で操作を行います。
- 「ジュニアNISA口座」タブをクリック
- 「未成年口座の開設申込(ジュニアNISA同時申込)」ボタンをクリック


画面で案内がある通り、口座開設の流れは以下の6ステップとなります。
- ジュニアNISA口座の開設申込
- お申込書類発送
- お申込書類返送
- 申込書類受領
- 税務署審査
- 口座開設完了
6ステップとありますが、実際にこちらが行う作業としては「1.ジュニアNISA口座の開設申込」と「3.お申込書類返送」のみとなります。
あとは口座開設後の初期設定があるくらいでしょうか。
未成年口座・ジュニアNISA口座の開設申込
申込内容の入力画面は1ページのみで縦長の画面になっています。
子供の氏名、性別、生年月日、住所などを入力します。
親権者の登録情報から、ある程度自動入力してくれていますので入力自体はそんなに大変ではありません。
入力したら、画面下部にある約款などを確認し「同意して申し込む」ボタンをクリックします。


申込内容の確認
入力内容の確認画面が表示されます。
内容を確認し、間違いがなければ「申込」ボタンをクリックします。


申し込み受付完了
これで申し込みは完了です。申込自体は簡単ですね。


申し込み後には以下のメールが送られてきます。


申込書類が郵送されてくる
数日後、楽天証券から郵送で申込書類が届きました。


封筒の中には、丁寧な手順についての記載がありました。
ざっくり、やることとしては以下です。
- 未成年口座の申込書の記入
(○をつけて、署名するのみでした) - マイナンバー通知書の記入
(子供の個人番号の記入と、マイナンバーカード or 通知カードのコピーの貼り付けが必要です) - 上記で記入した用紙と本人確認書類を封筒に入れて返信
(本人確認書類は、住民票の写し+親の本人確認書類となります)
未成年総合取引口座開設申込書の記入
こちらは簡単で、特定口座、ジュニアNISA口座の開設有無に○をつけて、両親の署名を記入するのみです。
我が家の場合は、源泉徴収ありの特定口座とジュニアNISA口座に○をつけました。




マイナンバー通知届出書の記入
子供のマイナンバー(個人番号12桁)を記入します。
個人番号カードまたは通知カードのコピーを貼り付ける必要があるとのこと。
私と妻については個人番号カードを発行済ですが、子どもについては未発行だったので、通知カードのコピーを貼り付けました。
マイナンバーカードの発行手順について、気になる方は以下を見てみてください。


記入した申込書類と本人確認書類の返送
同封されてきた返信用封筒に、申込書類と本人確認書類一式を入れて、ポストに投函しました。


前回の記事(【ジュニアNISA】楽天銀行で子供名義の銀行口座を開設してみた!)でも触れましたが、住民票は、マイナンバーカードを使用して、近所のイオンにあるマルチコピー機で発行しました。
初めてでしたがとても簡単に発行できました。わざわざ窓口に行かなくて良いのは便利ですね。
申込書類の受付完了
書類が楽天証券に届くと、以下の2通の受付(受領)メールが届きました。
あとは口座開設が終わるのを首を長くして待つのみです。
総合取引口座の開設完了
数日後、口座開設完了とマイナンバー登録完了のメールが届きました。
ここからさらにログインID・パスワードが書かれた書類が送られてくるのを待ちます。
この時点で開設が完了しているのは「総合取引口座」のみです。
ジュニアNISA口座はまだ開設されていません。
ジュニアNISAは税務署審査があるため、開設まではさらに時間がかかります。
楽天証券口座の初期設定
ようやく楽天証券からの書類が届きました。
記載のIDと仮パスワードで初期設定を行っていきます。


ログインパスワードの変更
楽天証券のホームページからIDと仮パスワードでログインします。


ログインすると、まずはパスワードの変更画面になりますので、新しいパスワードを入力して「取引暗証番号の登録へ」ボタンをクリックします。
画面左側に、初期設定の残りパーセンテージが表示されるので、進み具合がわかって有り難いです。


パスワード変更が行われると、以下の完了メールが届きました。


取引暗証番号の設定
続いて取引暗証番号の設定になります。
4桁の番号を入力したら「投資に関するご質問へ」ボタンをクリックします。


投資に関する質問への回答
ここは適当と言ってはなんですが、自身の投資目的などに当てはまるものにチェックします。
入力が終わったら「勤務先の登録へ」ボタンをクリックします。
勤務先情報の登録
勤務先の登録です。
といっても勤務先の会社名などを入れるわけではなく、画面に従って適切なものを選ぶだけです。
終わったら「国籍の登録へ」ボタンをクリックします。
国籍の登録
国籍の登録ですが、ここも選ぶだけです。
選んだら「内容確認へ」ボタンをクリックします。


入力内容の確認
最後に入力内容を確認して、問題なければ「内容を確定する」ボタンをクリックします。
初期設定完了
これで楽天証券の初期設定は完了です。
未成年総合口座のトップページにメールアドレスの確認についてのダイアログが出ますが、確認したら「閉じる」ボタンを押せばOKです。
以下のような初期設定の完了メールも届きました。


投資資金の振り込み
まだジュニアNISA口座は出来ていませんが、この時点で総合口座への入金は出来るようになっています。
なのでこの時点で、子供の楽天証券口座にジュニアNISA枠MAXの80万円の振り込みを行いました。
楽天証券口座への入金は、同一名義の口座のみから可能ですので、子供名義の楽天銀行口座から行います。
ただ子供名義の楽天銀行にもまだお金を入れていなかったので、まず親権者(私自身)の銀行口座から80万円を子供名義の楽天銀行に振り込みました。
その後、子供名義の楽天銀行から、子供名義の楽天証券口座へ入金する手順で資金を移動しました。
(手順は撮り忘れてしまいました…)
ジュニアNISA口座の開設完了
総合口座が出来てからどれくらい待ったでしょうか、忘れたかけた頃に、ようやくジュニアNISAの開設完了のメールが届きました。
翌営業日から使えるようになるとのことでした。


ジュニアNISA口座への入金
メールが届いた次の日、さっそくジュニアNISA口座への資金の振替を行いました。
投資資金80万円は、未成年総合口座に入金済みなので、ジュニアNISA口座に振り替えるだけです。
まず子供名義の楽天証券口座にログインしたら、メニューの「入出金・振替」から「ジュニアNISA口座振替」をクリックします。


18歳まで払い出しが制限される旨の注意事項が表示されますが「閉じる」ボタンで処理を続行します。


振り替える金額を入力して「確認」ボタンをクリックします。
私はジュニアNISA枠MAXの80万円すべてを振り替えました。


取引暗証番号を入力して「振替」ボタンをクリックしたら、振り替え完了です。


投資信託の買付
振り替えが完了したら、ジュニアNISA口座のトップページに移動します。


トップページでは「ジュニアNISA口座の資産合計」が80万となっていて、振り替えがきちんと行われていることが確認できました。


引き続き、投資信託の買い付けを行っていきます。
「投資信託を注文する」をクリックします。


iFreeNEXT NASDAQ100インデックス
まず最初に注文したのは「iFreeNEXT NASDAQ100インデックス」です。
NASDAQ100とは、アメリカのハイテク、インターネット関連企業が多く上場しているNASDAQ(ナスダック)のうち、金融以外の時価総額上位100銘柄から算出される指数で、このNASDAQ100に連動する投資信託になります。
今をときめくアップル、アマゾン、グーグル、フェイスブックなどが含まれます。
手数料が年0.5%ほどと高めなのがデメリットですが、アメリカ自体の成長がいきなり衰退するとも思えませんし、今後もAI、自動運転、宇宙開発などハイテク関連の躍進は続くのでは?とのことで選びました。
楽天証券のジュニアNISA口座での投資信託の購入手順ですが、買いたいファンドが決まっている場合には、以下画面の検索条件(ファンド名)の部分に名称の一部を入力して「検索」ボタンをクリックします。


画面下に、検索結果の一覧が表示されますので、買いたいファンドを見つけたら「買い」のリンクをクリックします。


目論見書を確認してね、というダイアログが出るのでOKをクリックして、目論見書を確認します。


目論見書と補足説明を確認したら「確認」ボタンをクリックします。


注文内容を入力します。
私は30万円分を注文しました。
ジュニアNISA 口座区分で「NISA(非課税)」を選ぶのをお忘れなく。
入力したら「確認」ボタンをクリックします。


注文内容を確認して問題なければ、取引暗証番号を入力して「注文」ボタンをクリックします。
これで注文完了です。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
続けて「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」を注文しました。
こちらもNASDAQ100と同じく30万円分です。
名前の通り、全世界の株式に投資する投資信託になります。
どこか1つの国に依存することなく、世界全体として成長していればOKなので、アメリカハイテク関連企業の業績に左右されるNASDAQ100の投資信託よりリスクのない商品と思っています。
その代わり値上がりはゆっくりです。
結局の所、全世界と言っても、投資対象の6割程度がアメリカとなっていますので、アメリカの影響は大きく受ける形となりますが、せめてものヘッジとして購入しました。
iシェアーズ ゴールド・インデックスファンド(為替ヘッジなし)
最後に注文したのは「iシェアーズ ゴールド・インデックスファンド(為替ヘッジなし)」です。
ゴールドとあるとおり、金価格に連動するインデックス型の投資信託になります。
有事の金と言われますが、金(GOLD)は金融危機になると買われる傾向にあります。
さらに金(GOLD)はドルと逆相関関係にあると言われています。
なので金融危機や為替の影響で、株式の投資信託が下落したときのヘッジ用として20万円ぶん注文しておきました。
注文完了
注文後、注文照会画面で注文できていることを確認しました。
子供用の投資ということで、超長期投資となりますが、今後どうなるか楽しみです。
記事をアップするまでにだいぶ時間がたってしまいましたが、注文は2020/08/25だったようですね。


その後の資産状況
2020/08/29時点での状況です(+1,411円となっていますね)


順調かと思いきや、記事を書いている2020/09/27時点の状況は以下となっています…
直近のアメリカ市場は大幅な調整局面にあり、NASDAQを含む指数はすべて下落しています。
-55,000円と中々の痛手ですが、超長期投資が前提ですので日々の値動きを気にしても仕方ありません。
来年もまたジュニアNISA枠でMAX80万の追加投資を行う予定ですので、下がるなら下がるで安く買えるチャンスかなとも思います。


まとめ
こんな感じで我が家では一般NISAにつづき、ジュニアNISAでの子供の資産運用をはじめました。
このジュニアNISAの資産推移は子供とも共有して行きたいです。
(子供のお金についての勉強にも一役買ってくれると良いなと思っています)
冒頭でも書いたとおり、ジュニアNISAにより年間80万円まで非課税で投資出来ることは、家族で投資している我が家にはとても大きなことです。
せっかく投資でお金が増えても、税金でたくさん取られたら悲しいですから。
今後もできる範囲で投資を続けていきたいです。
子供の大学費用くらいはジュニアNISAでまかなえると良いなと思っています。
(子供が大学進学する頃には大学費用も無償化されているとなお嬉しいですが)
ではまた。